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2007年12月30日

2007/12/16 meet-meの思い出

もうαテスト期間終わっちゃいましたが、meet-meにも参加してみたりしてました。

とりあえずズバーっと画像並べときますが、こんな感じでした。


(↑※釣りは専用の釣り場でないとできません)



で、内容は一緒に行ったこちらの方々のレポートが詳しいです。
興味あればご一読を。

・Nock さん meet me at meet-me / meet-meで会いましょう
・Keimar さん meet-meやってみました
・GoTTiさん meet-me α版

おわり。


…と締めてしまうのもアレなので、自分も感想を書こうと思います。


上記の通り、普段Wassrでチャットしてる面々と参加したのですが、Wassr内ではテスト期間中多くの人が試しているように見受けられました。

それというのも、SLユーザーにとって
「和製セカンドライフ(と呼ばれるもの)ってどうなの?」
っていう動機が強かったんじゃないかなあと思います。

よく言われるような
「アバターがキモい、やること無さすぎ→和製デベロッパじゃないとね」
みたいな話の解答の一つとして、じゃあ和製サービスを実際に試してみようという気持ちでしょうか。少なくとも自分はそういう意識でやっていました。

もちろん「和製」の指し示す概念についてはだいたい意識している通りで、前提からしてSLとは大きく異なっていると思います。どちらかといえば、そうしたサービスをどういうユーザーがプレイするのかを知りたい、という興味で参加したのが本音かもしれません。


欠点だらけの「セカンドライフ」 日本製「仮想空間」なら超えられる? : DIGITAL WAVE : J-CASTモノウォッチ


SLによく寄せられる批判――
「ザラリとしたマットな質感のグラフィックになじめない」
「自由度が高すぎて、何をしていいのかわからない」
「あくまで英語圏向けに作られている」

国産「メタバース」の面々は、それらの問題をほぼクリアしていた。だが、ただそれだけだ。残念ながら、欠点が山のように多いSLほど魅力的とも言えないのが現状だった。

こちらの記事はそのあたりの感覚をきちんとつかんでいると思います。

単に和製セカンドライフと片付けるのではなく、「心地良いおせっかい」と「欠点が山のように多いSL(しかしそこに魅力を感じるユーザーがいる)」という対比をもってサービスをきちんと区別していて、現状をうまくまとめています。


…と、いうわけで
とりあえずは似て非なるサービス、ということしか言えないな…みたいな感想です。


具体的なデザインとしては、Nockさんが書かれているように「どうぶつの森」をベースにしたような感じではありますね。走り回って、お宝を発見して、釣りをして、家を建てて、現実の時間と同期して、通りすがりの住民とチャットしたり物々交換したり、お店で家具や服を買ったり、自分の部屋を作ってみたり…。まだβにすらなっていないα版ということでインターフェースが非常にこなれていないのですが、やはりSLのほうがずいぶん長い時間開発を続けているのでよくできてるなと改めて思ったり。meet-meのほうは、そもそもPCでやるというよりは馴染みのあるゲームパッドで操作するデザインを基にしているような感じもします。

どうぶつの森シリーズはもともと一人用の箱庭村シミュレーションとして秀逸な出来で好きでしたが、オンラインになった途端、なんとなく非常に重いものを背負い込むようなめんどくささを感じてしまいあまり長続きしませんでした…。もちろん、多くの人にとってはオンライン版のほうが親しまれてるわけですが。


シミュレーションとコミュニケーション。

洋ゲーか和ゲーか、
シングル(オフライン)かマルチ(オンライン)か、
PCかコンソールか、
リッチかライトか、
MOD/CGMかエンターテインメントサービスか。

SLのような洋であるモノに対して、いわゆる和製というモノの一般的な対比軸は多くありますが、見た目とかどうとかの表面的なことを抜きにして実際のSLユーザーが感じている機構的な魅力というのはなかなか外側からは見えづらいんじゃないかと思います。そして多くの場合、そういったものは和製サービスでは意図的に省かれ、提供されないように思います。

まあ和製というか異文化のものを持ってくるからには、ユーザーに合わせて無駄と思えるものを省いて純化させていくことこそローカライズ的にやらなければいけないことだと思います。そしてデベロッパが好きにサービスを作るのではなく、ユーザー気質に合わせてサービスを生み出して落とし込んでいく、昨今はそういう時代だと思います。

でも…、
正直ぶっちゃけ言ってしまえば、一般的に日本市場の日本人のユーザーとして想定されているニーズのイメージがあんまり面白くない、こんなんじゃ物足りない…っていう感じがします。

自分はリンデンにはニーズとか安定とか考えずに本当に好きに作ってもらったほうがいいなと思ってるくらいですし、そのへん安定サービスを保障して当たり前と思う層と大きくギャップがあると思います。

もちろん、自分のような層はぜんぜんマスでは無いという自覚があるので、仮にそんな層にまともにビジネスやサービスを展開するのもどうかという気がしますし、自分もサービスを作る側としては、できるだけマスな方向を向きたいと考えてます。じゃあどうすりゃいいかっていうと、どうすりゃいいのか…。



なんかまあ脱線したような、とりとめもなくなってしまいましたが…、

meet-meの実験的で面白いと感じているところは、GoogleEarth的な現実の地図空間を一人称で体験できるというところだと思います。
GoogleEarthで建物の3D表示をしてみると分かるのですが、海外では一部の主要都市のみというところが多いのに、日本国内は田舎町に至るまで驚くほど3D化されています。それというのもゼンリンのカーナビ用データを使っているからだそうで、そういうデータがあるなら日本国内を再現というのはなかなか理にかなったものに思えました。

http://blog.nikkeibp.co.jp/kenplatz/it/monthly/103944.html

ただα版をプレイした限りではこういった全部を再現する方向ではなく、ランドマーク周辺の一部の建物のみを再現しているだけで、ほかは道路のラインと水辺だけに留めているようです。(そもそもゼンリンのデータ提供を受けているかどうかも知りません…)

ひとつにはスケールの問題からでしょうか。プレイヤーは実際の人間よりも大きめに作られている感覚です。実スケール世界だと移動が途方もなくなってしまうからだと思いますが、そういった世界で実物通りに建物を作ってしまうとスケールが合わないし、移動時に建物にひっかかってしまうのかもしれません。

あとは、ユーザーの家が買える機能のためかもしれませんが、空き地を多めに設定しているように見受けられました。


(GoogleEarthのガーデンプレイス周辺3D表示)

ということで、まあ勝手に想像したものとは違っていたのですが、どうぶつの森のようなコミュニケーションだけではなくて「電車でGO!」とか「東京都バス案内」のようなシミュレータの方向もあるのかなという風にも思ったりしました。あと「お遍路さん」とか…。

いやいや、うーん。
SLやらない人がSLについて書くのと同様、自分もまた勝手な軸で勝手に書いてるなあと思います。
Posted by みやおか at 23:30 │Comments(0)