2008年01月10日
2008/01/05 タイニーの軍門に降る
タイニー仕様の冷蔵庫アバターを作成、販売開始してみました。

…と、ここに至るまでの経緯がいろいろ長いのですが、いろいろ長々と書いてみます。

あれは昨年11月の末のこと…。
毎度の砂場カフェにてこたつで将棋を観戦しつつ、毎度のタイニーな人たちを見ているうちに、自分もなんかタイニーでも作ってみるか…とプリムをゴゴッとRez開始。

できたのは冷蔵庫でした。
なんというかたぶんキャラクター的なものを狙おうとするとどうしてもここの人たちには敵わないだろうなーという気持ちがあるわけで。スイートだったり、キュートだったり、ああそんなちやほやされるキャラはうらめしい!でもきっと自分には作りきれない!とかなんとかいろいろ心の葛藤がありました。
そんなわけでスイートさのかけらも無いような路線を目指しました。クール!時代はクールです。

気づいたら生首を入れられてしまう。そんな脇の甘さも持ち合わせる。
クールだけれどほんのりシュガー。それが冷蔵庫。
しかし「えの素」ばりの死に顔ですね…。

冷凍された人と、冥福を祈る人。アンド、わんこ。

さっそく真似されたので、訴えました。
そして、この冷蔵庫に転機が訪れたのは直後に開催されたタイニーサッカー大会。
「やっぱり冷蔵庫は大きくなくちゃ!」「大きな冷蔵庫は家族の幸せ」という信念があるがためにけっこうでかいサイズなのですが、それはあくまで見かけだけ。これでもタイニーキットを使っているのでれっきとしたタイニーです。
なのでタイニーサッカー大会もこの冷蔵庫で参加するよ、と言ったところ…
「それはタイニーじゃありません;;」
「頭と手足が無いとだめです><」
と厳しく注意を促されてしまいました…。

冷蔵庫の価値が分からないなんて!と憤慨しましたが、そこはクールな大人の判断をとることに。
結局まあ、急遽サイズを縮小して参加に漕ぎ着けました。顔や手足など要りません。
…しかし、ちっちゃい冷蔵庫がぴょこぴょこと歩き回る姿はなんとも愛らしい…。キュートというか、安易にスイートな存在になってしまいました。もはやクールの中に醸し出す大人の甘さは無く、全身から媚びるキャラクターへと堕ちてしまったのです。

しかし、試合のほうは容赦ありませんでした。
砂場チームが全試合二桁得点で圧勝。砂場一同、日ごろのSL廃人ぶりを示す結果となってしまいました…。
「相手の子たちがかわいそうです;; もっと得点入れさせてあげれば良かったです><」
と言うリーダーの気づかいこそ、残酷だなと思いました。

優勝してプリンのトロフィーを貰いました。さっそく冷蔵庫に収納です。
さすがは砂場チームというところでしょうか。
試合中には自ずと役割分担を意識し、フォーメーション的な動きの手ごたえが感じられたのが面白かったです。
タイニーサッカーは初めてなのですが、SLでは選手の動きの速さが皆一定であることを考えるとこれは前にボールを出すことよりも後ろにボールをそらしてしまうことこそ致命的だなと判断しました。
なのでanさんとmoonさんに2トップは任せ、自分はその後ろの位置を意識してなるべくボールを拾っていくというプレイで動き回っていました。
そして、冷蔵庫にとって大きな出会いだったのが、こちらの二人組の外国人さんたち。

ちょっと作業中だったので海中に居たのですが、姿が気になったのかわざわざ近くまでやってきました。
彼らは二人でボイスチャットをしながらSLやっているようで、こちらにも挨拶声が聞こえてきました。
hello
hello-?
o,
WAH!!!!
OMG!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
LOL!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのときの彼らの会話ぶりをテキストで表現してみると、全然表現しきれないけどイメージとしてはこんな感じ。
彼らびっくりして大笑いしたんですね。
なんでかって言うとこの冷蔵庫、タッチすると扉が開閉するんです。
冷蔵庫を作った理由の一つとしては、分かりやすいインタラクションを設けたアバターを作りたいという動機がありました。
そんなわけで彼ら、タッチしてみたらガチャッと開いて、
「開いた!!」「うわっ!?」
「冷蔵庫じゃん!!!!!!!!!!!!!!!」「まじかyo!!!!!!」
まあそんなノリだと思います。
(こうしてテキストで説明すると、なんで彼らが大爆笑するのか改めて良く分からないっていうか伝えづらい感じなのですが。)

彼らのような反応はテキストチャットだけでは決して得られるものではなく、僕もすごく嬉しくなってしまいこちらもボイスチャットを使って会話しました。ボイスチャットって、日本人コミュニティではほとんど使われていないとは思うのですが、連れ立って散策している外国人の方だと使っているのをよく見ます。
そういうの見てると、やっぱり楽しみ方が全然違うなーと。
SLだけに限らず、様々なゲームという範疇においても、海外のものはゲームデザイン以上にゲームプレイヤーの楽しみ方がすごく好きです。なんかえらいハッピーだよなー、ああ、ゲームってハッピーの追求なんだなーと。まあそれが唯一の正解ってわけでもなく、なんとなく憧れなだけかもしれませんが。
なので自分もそういうスタイルでやるかっていうと、まあ実際そんなことは無くて基本的に日本人スタイルにどっぷりです。
根暗にちまちま、細かいこだわりで悩む悩む。
そういうのってハッピーの追求とは程遠いとは思うけれど、だからといって自身の性格の根深いところにあるそういうところをすっ飛ばしてはいろんなところに辿りつけないように思います。

ゲーム・シミュレーションの価値ってなんだろうということはいつも一番重要に考えていることです。
優れたデザイン、秀逸な体験から得るものは多いけれど、自分にとって面白いと思えるプレイヤーを見ることは本当に嬉しいです。そういうのって、安易にコミュニケーションって言葉で表してしまうとちょっといろいろ取りこぼしてしまいそう。
抽象化されたレイヤー、同一のデザイン上で、プレイヤーがどのようなアプローチを見せるのか。シミュレーションとして一番興味のあるところはそこだなと思っています。

…とまあ、毎度話が脱線したところで、こちらは超有名なグリーニーズホーム。

巨大冷蔵庫の上にタイニー冷蔵庫。
それがやりたかっただけ…。

冷蔵庫の中にカメラ回したらこんなこと書いてあったのね。
そんでもってまた時は流れ、
2007年も暮れの暮れ…。

タイニー帝国の野望に燃えるOsakaひろあきオーナーによって強引に連れ去られ、とうとうあのタイニー商店街を借りさせられました。
大晦日のことです。

自分が借りたところでタイニー商店街全区画が埋まったこともあり、ザワザワと演説が。

情熱に燃えてます。

あまりの熱意に耐え切れず、ねずみ一匹死亡。

なーんかこの海と船の加減が、NHKの人形劇みたいで妙にリアルでした。
で、まあ借りたからには店出さないともったいないよなーと。
さっそく正月二日あたりで店と商品を出しました。

SL始めてもう一年近いのに、どうにも対価を頂く商品として意識すると自分が納得いくまで作りこまないと生半可に販売に出せないなという気持ちから、未だにずーーーっと商品を出したことがなくてどうにもあがいていたのですが、やっとのことで初出店、初商品です。普段作ってるスクリプトに比べれば、タイニーは形状がメインなのでメンテやサポートもそんなに必要無くて出しやすいというのも大きいです。
縁と機会と正月と。やればできるもんですね…。
コンセプトはタイニーの生き血をすする街金融…。ゴゴゴゴ…。
商店街の一員になってしまいましたが、心はまだ…、タイニーに媚びたわけじゃないです…。
タイニーを食いものにして、タイニーなんか…、タイニーなんて…!!

ちなみにこのアバターは地球ちゃんの高性能高額まじょタイニーです。
高額ですが、商店街のラッキーチェアで貰いました。
高額なだけあって、ほんとうにいろいろ作りこみがヤバいです。
高額なのに、がんがんがんがん貰われていたのでこんなに安売りしちゃって大丈夫なのかと心配です。

冷蔵庫、最終的な商品版はこんな感じ。
乗っかってる猫と、冷蔵庫の中の人形は自分用に後から追加したものです。
空きパーツが多いので、いろいろ冷蔵庫に詰め込んだり乗っけたりできます。

冷蔵庫らしく、扉にカレンダーとかべたべた貼ってみたり。
こゆらさんのスカルプ猫に加えて、ささやさんのスカルプうさぎも乗っけてみたりで、節操の無いどうぶつ天国っぷりが恥ずかしい。恥を知れ。

というわけで、明けて久しいですが今年もよろしくお願いします。
<つれづれコーナー>

いやな食事。

ほぼ手動UNO。
なんていうかこうルールが定まってるものってスクリプトで全部スキの無いように動作を規定しようと思っちゃいますが、なんかそんなの無くてもいいんだなーと目からうろこでした。
考えてみれば、現実もカード自体はあくまで積まれるとか渡されるというメソッドしか持たないわけで、どのカードを出せるとかどうなったら勝利とかそういうところは人に委ねてしまってもいいんだなと新鮮でした。そういうやりとりが成り立ってしまう環境っていうのが改めて興味深いです。

改造手術。

冷蔵庫にも入れてるタイニー人形。
これはどう見ても付けすぎですが…、なんか少年アシベのスガオくんが肌身離さず持っていたアシベ人形を思い出します。
特にあれはつくづくまんが表現の妙というか、リアルじゃ出来ない感覚なんじゃないかと思います。
本物のアシベくんとまったく同一形状の、縮尺を小さくした人形。それを抱いているスガオくんの姿はすごく記号的です。リアルな人形を持つ子供というより、純粋にアシベという存在を抱いているような…。
まあそんな、SLにおけるタイニーさんたちのタイニー人形はまんが表現と同様に純粋に分身であり、その人形を帯びているとそこはかとなく淫靡な同化感を得られるというかなんというか…、いろいろ融合してしまいそうな気がします。
これってなんかすごく高次元な感覚です…。
平たく言うと、人形に魂が入っているということかもしれません。

分身ついでのミニあちゃも。チャットに反応して喋らせてみたりもしてます。
チャット内容の解析とか高度なことはせず、あちゃもキャラとしてのセリフバリエーション、カタカタと鳴るタイピング音、そして返答の間のランダム調整だけしっかりと設定してみました。

ちょっとふだんは言わないような、でも言ったりする世界もあるんじゃないかというような、辛口なセリフも実験的に入れてみました。
「船を建てる」の煙草とコーヒーが葉巻とビールになるような…。
こうして世界の可能性が拡張されるのは、また現実にフィードバックされたりもして面白いものです。
(しかし予想通り3日も持たずに飽きました。まあ飽きたら作るの精神だと思います)

冷蔵庫もサンタさん!
クリスマス中は冷蔵庫にとってサンタ帽がとても便利なおしゃれグッズでした。
冷蔵庫が意思を持つ世界。そこでは具体的にどんなおしゃれをするのか。
そんなこと、よっぽどの物書きで無いと見出せない気がします。
でもそれが自然に、知らぬ間に、生まれてくる。そういうことに価値を見出す人にとっては、やはりつくづく面白い世界だなあと思います。

…と、ここに至るまでの経緯がいろいろ長いのですが、いろいろ長々と書いてみます。

あれは昨年11月の末のこと…。
毎度の砂場カフェにてこたつで将棋を観戦しつつ、毎度のタイニーな人たちを見ているうちに、自分もなんかタイニーでも作ってみるか…とプリムをゴゴッとRez開始。

できたのは冷蔵庫でした。
なんというかたぶんキャラクター的なものを狙おうとするとどうしてもここの人たちには敵わないだろうなーという気持ちがあるわけで。スイートだったり、キュートだったり、ああそんなちやほやされるキャラはうらめしい!でもきっと自分には作りきれない!とかなんとかいろいろ心の葛藤がありました。
そんなわけでスイートさのかけらも無いような路線を目指しました。クール!時代はクールです。

気づいたら生首を入れられてしまう。そんな脇の甘さも持ち合わせる。
クールだけれどほんのりシュガー。それが冷蔵庫。
しかし「えの素」ばりの死に顔ですね…。

冷凍された人と、冥福を祈る人。アンド、わんこ。

さっそく真似されたので、訴えました。
そして、この冷蔵庫に転機が訪れたのは直後に開催されたタイニーサッカー大会。
「やっぱり冷蔵庫は大きくなくちゃ!」「大きな冷蔵庫は家族の幸せ」という信念があるがためにけっこうでかいサイズなのですが、それはあくまで見かけだけ。これでもタイニーキットを使っているのでれっきとしたタイニーです。
なのでタイニーサッカー大会もこの冷蔵庫で参加するよ、と言ったところ…
「それはタイニーじゃありません;;」
「頭と手足が無いとだめです><」
と厳しく注意を促されてしまいました…。

冷蔵庫の価値が分からないなんて!と憤慨しましたが、そこはクールな大人の判断をとることに。
結局まあ、急遽サイズを縮小して参加に漕ぎ着けました。顔や手足など要りません。
…しかし、ちっちゃい冷蔵庫がぴょこぴょこと歩き回る姿はなんとも愛らしい…。キュートというか、安易にスイートな存在になってしまいました。もはやクールの中に醸し出す大人の甘さは無く、全身から媚びるキャラクターへと堕ちてしまったのです。

しかし、試合のほうは容赦ありませんでした。
砂場チームが全試合二桁得点で圧勝。砂場一同、日ごろのSL廃人ぶりを示す結果となってしまいました…。
「相手の子たちがかわいそうです;; もっと得点入れさせてあげれば良かったです><」
と言うリーダーの気づかいこそ、残酷だなと思いました。

優勝してプリンのトロフィーを貰いました。さっそく冷蔵庫に収納です。
さすがは砂場チームというところでしょうか。
試合中には自ずと役割分担を意識し、フォーメーション的な動きの手ごたえが感じられたのが面白かったです。
タイニーサッカーは初めてなのですが、SLでは選手の動きの速さが皆一定であることを考えるとこれは前にボールを出すことよりも後ろにボールをそらしてしまうことこそ致命的だなと判断しました。
なのでanさんとmoonさんに2トップは任せ、自分はその後ろの位置を意識してなるべくボールを拾っていくというプレイで動き回っていました。
そして、冷蔵庫にとって大きな出会いだったのが、こちらの二人組の外国人さんたち。

ちょっと作業中だったので海中に居たのですが、姿が気になったのかわざわざ近くまでやってきました。
彼らは二人でボイスチャットをしながらSLやっているようで、こちらにも挨拶声が聞こえてきました。
hello
hello-?
o,
WAH!!!!
OMG!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
LOL!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのときの彼らの会話ぶりをテキストで表現してみると、全然表現しきれないけどイメージとしてはこんな感じ。
彼らびっくりして大笑いしたんですね。
なんでかって言うとこの冷蔵庫、タッチすると扉が開閉するんです。
冷蔵庫を作った理由の一つとしては、分かりやすいインタラクションを設けたアバターを作りたいという動機がありました。
そんなわけで彼ら、タッチしてみたらガチャッと開いて、
「開いた!!」「うわっ!?」
「冷蔵庫じゃん!!!!!!!!!!!!!!!」「まじかyo!!!!!!」
まあそんなノリだと思います。
(こうしてテキストで説明すると、なんで彼らが大爆笑するのか改めて良く分からないっていうか伝えづらい感じなのですが。)

彼らのような反応はテキストチャットだけでは決して得られるものではなく、僕もすごく嬉しくなってしまいこちらもボイスチャットを使って会話しました。ボイスチャットって、日本人コミュニティではほとんど使われていないとは思うのですが、連れ立って散策している外国人の方だと使っているのをよく見ます。
そういうの見てると、やっぱり楽しみ方が全然違うなーと。
SLだけに限らず、様々なゲームという範疇においても、海外のものはゲームデザイン以上にゲームプレイヤーの楽しみ方がすごく好きです。なんかえらいハッピーだよなー、ああ、ゲームってハッピーの追求なんだなーと。まあそれが唯一の正解ってわけでもなく、なんとなく憧れなだけかもしれませんが。
なので自分もそういうスタイルでやるかっていうと、まあ実際そんなことは無くて基本的に日本人スタイルにどっぷりです。
根暗にちまちま、細かいこだわりで悩む悩む。
そういうのってハッピーの追求とは程遠いとは思うけれど、だからといって自身の性格の根深いところにあるそういうところをすっ飛ばしてはいろんなところに辿りつけないように思います。

ゲーム・シミュレーションの価値ってなんだろうということはいつも一番重要に考えていることです。
優れたデザイン、秀逸な体験から得るものは多いけれど、自分にとって面白いと思えるプレイヤーを見ることは本当に嬉しいです。そういうのって、安易にコミュニケーションって言葉で表してしまうとちょっといろいろ取りこぼしてしまいそう。
抽象化されたレイヤー、同一のデザイン上で、プレイヤーがどのようなアプローチを見せるのか。シミュレーションとして一番興味のあるところはそこだなと思っています。

…とまあ、毎度話が脱線したところで、こちらは超有名なグリーニーズホーム。

巨大冷蔵庫の上にタイニー冷蔵庫。
それがやりたかっただけ…。

冷蔵庫の中にカメラ回したらこんなこと書いてあったのね。
そんでもってまた時は流れ、
2007年も暮れの暮れ…。

タイニー帝国の野望に燃えるOsakaひろあきオーナーによって強引に連れ去られ、とうとうあのタイニー商店街を借りさせられました。
大晦日のことです。

自分が借りたところでタイニー商店街全区画が埋まったこともあり、ザワザワと演説が。

情熱に燃えてます。

あまりの熱意に耐え切れず、ねずみ一匹死亡。

なーんかこの海と船の加減が、NHKの人形劇みたいで妙にリアルでした。
で、まあ借りたからには店出さないともったいないよなーと。
さっそく正月二日あたりで店と商品を出しました。

SL始めてもう一年近いのに、どうにも対価を頂く商品として意識すると自分が納得いくまで作りこまないと生半可に販売に出せないなという気持ちから、未だにずーーーっと商品を出したことがなくてどうにもあがいていたのですが、やっとのことで初出店、初商品です。普段作ってるスクリプトに比べれば、タイニーは形状がメインなのでメンテやサポートもそんなに必要無くて出しやすいというのも大きいです。
縁と機会と正月と。やればできるもんですね…。
コンセプトはタイニーの生き血をすする街金融…。ゴゴゴゴ…。
商店街の一員になってしまいましたが、心はまだ…、タイニーに媚びたわけじゃないです…。
タイニーを食いものにして、タイニーなんか…、タイニーなんて…!!

ちなみにこのアバターは地球ちゃんの高性能高額まじょタイニーです。
高額ですが、商店街のラッキーチェアで貰いました。
高額なだけあって、ほんとうにいろいろ作りこみがヤバいです。
高額なのに、がんがんがんがん貰われていたのでこんなに安売りしちゃって大丈夫なのかと心配です。

冷蔵庫、最終的な商品版はこんな感じ。
乗っかってる猫と、冷蔵庫の中の人形は自分用に後から追加したものです。
空きパーツが多いので、いろいろ冷蔵庫に詰め込んだり乗っけたりできます。

冷蔵庫らしく、扉にカレンダーとかべたべた貼ってみたり。
こゆらさんのスカルプ猫に加えて、ささやさんのスカルプうさぎも乗っけてみたりで、節操の無いどうぶつ天国っぷりが恥ずかしい。恥を知れ。

というわけで、明けて久しいですが今年もよろしくお願いします。
<つれづれコーナー>

いやな食事。

ほぼ手動UNO。
なんていうかこうルールが定まってるものってスクリプトで全部スキの無いように動作を規定しようと思っちゃいますが、なんかそんなの無くてもいいんだなーと目からうろこでした。
考えてみれば、現実もカード自体はあくまで積まれるとか渡されるというメソッドしか持たないわけで、どのカードを出せるとかどうなったら勝利とかそういうところは人に委ねてしまってもいいんだなと新鮮でした。そういうやりとりが成り立ってしまう環境っていうのが改めて興味深いです。

改造手術。

冷蔵庫にも入れてるタイニー人形。
これはどう見ても付けすぎですが…、なんか少年アシベのスガオくんが肌身離さず持っていたアシベ人形を思い出します。
特にあれはつくづくまんが表現の妙というか、リアルじゃ出来ない感覚なんじゃないかと思います。
本物のアシベくんとまったく同一形状の、縮尺を小さくした人形。それを抱いているスガオくんの姿はすごく記号的です。リアルな人形を持つ子供というより、純粋にアシベという存在を抱いているような…。
まあそんな、SLにおけるタイニーさんたちのタイニー人形はまんが表現と同様に純粋に分身であり、その人形を帯びているとそこはかとなく淫靡な同化感を得られるというかなんというか…、いろいろ融合してしまいそうな気がします。
これってなんかすごく高次元な感覚です…。
平たく言うと、人形に魂が入っているということかもしれません。

分身ついでのミニあちゃも。チャットに反応して喋らせてみたりもしてます。
チャット内容の解析とか高度なことはせず、あちゃもキャラとしてのセリフバリエーション、カタカタと鳴るタイピング音、そして返答の間のランダム調整だけしっかりと設定してみました。

ちょっとふだんは言わないような、でも言ったりする世界もあるんじゃないかというような、辛口なセリフも実験的に入れてみました。
「船を建てる」の煙草とコーヒーが葉巻とビールになるような…。
こうして世界の可能性が拡張されるのは、また現実にフィードバックされたりもして面白いものです。
(しかし予想通り3日も持たずに飽きました。まあ飽きたら作るの精神だと思います)

冷蔵庫もサンタさん!
クリスマス中は冷蔵庫にとってサンタ帽がとても便利なおしゃれグッズでした。
冷蔵庫が意思を持つ世界。そこでは具体的にどんなおしゃれをするのか。
そんなこと、よっぽどの物書きで無いと見出せない気がします。
でもそれが自然に、知らぬ間に、生まれてくる。そういうことに価値を見出す人にとっては、やはりつくづく面白い世界だなあと思います。
Posted by みやおか at 06:10
│Comments(1)
この記事へのコメント
あちこちにシュールという感が・・・。
初商品おめでたでぇいす。布団より冷蔵庫が先になってしもたのね。
初商品おめでたでぇいす。布団より冷蔵庫が先になってしもたのね。
Posted by
玉光
at 2008年01月13日 02:55
